2018/03/08

高級賃貸の不文律

急なスケジューリングで都内の集合住宅のデザインを仕上げた。
以前家主直の別案件で偶然ご一緒した大手の賃貸デベロッパーさんから、
直接の依頼。
以前の仕事が評価されたのかな。

お預かりした資料、一見するとけっこうコストがかかりそうなデザインがそこにあった。
今回はそれらの見直し。
そして自由にやってヨシと。。。。。

だから比較的自由にさせて頂いた。
もちろん考えられる制約をクリアできるように。。。。
ウチの担当、新人のヒサマツさんがひとり頑張って画を仕上げた。
助かる~
これは当然喜んでもらえるだろう。

それにしても今回は分譲住宅でもあまり使えない高額な素材が使われている。
もちろんそれは当然見栄えが良くなるものだが。
ただ、すべてにそこまでの素材を使うと大変な建物になる。
だから分譲住宅のデザインの場合、
まんべんなくデザインのコストを振り分けるという事になりる。

もちろん今回のデベロッパーさんにはそれだけの建物を設計しても顧客や市場に受け入れられる
十分なブランドバリューがある。
ただ、贅沢な建築でいて事業性もしっかり担保できる、
この世界にはそんな不文律があるような気がしてならない。

せいぜいぼくたちはお預かりした建築をコストバランスとにらめっこしながら、
デザイン性をギリギリまで高めていく。。。。。
ことしかできない。

このカテゴリーのデザイン、まだまだ開発余地ありかも。
面白い。


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