2017/07/01

伏見の懐古展

週末、京都伏見で開かれるアンティークフェアへ。
西日本から数百ものアンティークディーラーが集まるイベント。
仏像や掛け軸、屏風などの古美術品から、アンティーク西洋雑貨、ファイヤ-キングのお店まで。

街の骨董品屋はなかなか暖簾をくぐり難かったりもするが、
ここでは露店のように冷やかし気分で好き勝手にお宝探しができる。
なので時間が合えばここに掘り出し物を探しに来る。

一昨年はロートレックのブリュアンが、百数十万円の値札をつけて無造作に床に置かれていた。
そして今回、何気に壁にかかる吉田博の帆船のリトを発見した。店主さん曰く初刷りの名品らしい。さすがに購入にいたるまでの説得力は無かった。

そもそもアンティークとは100年以上昔のモノを指すらしいが、
昭和のモノから平成のモノまで、ここでは何でもアリ的なお店も少なくない。
しかしかえってボクにとっては懐古展になり、楽しい催しとなっている。

現在御所西のプロジェクトでもご一緒しているが下賀茂のギャラリー MASAさんとも数年前にここがご縁で知り合いになった。
人も物も目利きが必要な催しである。


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